君の瞳にわたしが映っても(完)
*
「で?どうしたの、話って?」
美希はブラックコーヒーをすすりながら眉を上げた。
「それがさ…」
わたしはモンブランを口に含んで、抹茶にしとけば良かったと甘さに顔をしかめながら言った。
「全部、美希には話そうかなって思って…」
カフェの中は騒がしいはずなのに、わたし達だけ別の空間にいるよう
な気がした。
美希はコップを置くと息を吸った。
「この前の件、絶対ただのナンパじゃないって思ったよ?おかしいもん、あんな怪我。それに、相川が言ってたよ?玲が普通じゃなかったって。」
「うん…本当は、誰にも話したくなかった。嫌われるって思ってたから。」
「玲。」美希は目を細めて、小さく微笑んだ、「わたしは、あんたのこと嫌いにならないよ?だって、親友でしょう?」
わたしも微笑み返した、「そうだね。」
「で?どうしたの、話って?」
美希はブラックコーヒーをすすりながら眉を上げた。
「それがさ…」
わたしはモンブランを口に含んで、抹茶にしとけば良かったと甘さに顔をしかめながら言った。
「全部、美希には話そうかなって思って…」
カフェの中は騒がしいはずなのに、わたし達だけ別の空間にいるよう
な気がした。
美希はコップを置くと息を吸った。
「この前の件、絶対ただのナンパじゃないって思ったよ?おかしいもん、あんな怪我。それに、相川が言ってたよ?玲が普通じゃなかったって。」
「うん…本当は、誰にも話したくなかった。嫌われるって思ってたから。」
「玲。」美希は目を細めて、小さく微笑んだ、「わたしは、あんたのこと嫌いにならないよ?だって、親友でしょう?」
わたしも微笑み返した、「そうだね。」