君の瞳にわたしが映っても(完)

「おはよー、玲。」


そして修二は彼女がいるのにもかかわらず、わたしのことを呼び捨てにするようになった。


「ヒューヒュー。」


そう言ってニヤつく美希を肘で突く。


「おはよー、…相川。」


そしてわたしは苗字読み。


「おはよう、修二。」


そしてふんわりと笑うのは白石さん。


あまり関わったことはないけれど、やっぱり可愛い。


「おはよう、柚。」


うーむ、やっぱしお似合いだなあ。

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