君の瞳にわたしが映っても(完)


そのあとの記憶はあんまりない。






ただ、すごくあたたかい何かに包まれていたことは覚えている。






「っ…俺の知らないところで泣くなよ、玲…。」






そんな切ない声が聞こえたような気がした。


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