君の瞳にわたしが映っても(完)

「え…?」


相川が困惑した表情で振りかえる。


やばい。大胆すぎたかも。わたしは恥ずかしくなって目線をそらしながらぼそっとつぶやいた。


「違う…嬉しかったの…心配してくれて。」


照れくさくなってわたしは布団を頭からかぶった。


「っ、お前っ…。」


なぜか相川が頭を抱えて、そのままごろん、とわたしの隣に寝転がってきた…

と、そこまではいいんだけど、相川の肩があたって、わたしまで押し倒されるような妙な展開になって、

二人並んで寝っ転がっている状態に…


でもとにかく脱力したような相川は…


か…かわいい…


っ、じゃなくて…


な、なにこの状況。


よくよく考えたら、かなりやばくない??





相川の頭がすぐ肩下にある。

柔らかい髪がちくちくと肌に当たっている。




っ〜〜〜〜////???!!??

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