シグレ〜drizzling rain〜
次の日




はぁぁぁ…やっと朝練から開放された。




自教室に向けて、廊下を歩いていると




?「ソウくぅぅん♡」



ゾクッッ



この背後から湧き出す寒気は…



俺はゆっくり振り向くと



ユ「ソウくん!朝練お疲れ様♡はい!差し入れでぇす♡」



勢いよく渡された、弁当の中を見るとはちみつレモンがどっさり……



嬉しいけど


嬉しいけどっっ!


一人分にしては多いな…



でも一応先輩だしお礼はいっとかなきゃな…



ソ「ユリ先輩、差し入れありがとうございます」



そうゆうとユリ先輩は頬を赤らめて、首を縦に降ってダッシュでどっかに行ってしまった。




相変わらず忙しいなユリ先輩は…





ユリ先輩は一個上でああ見えても、この学校のマドンナと呼ばれている。


しかも、理事長の娘。



俺がこの学校入学してきた瞬間、仲良くさせてもらってる先輩だ。
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