泥だらけのディフェンダー
激突
梅雨が開け、本格的な夏到来。
相変わらず、私はひっそりとサポーターを続けていた。
先輩の女子サポーターたちは暑くなるにつれ、一人減り、二人減り…結局、練習や試合に欠かさず応援に駆けつけるのは、私だけになった。
でも…私は時々思う。
竜馬センパイに声をかけたいな。
「センパイ、お疲れさまでした!」って、言ってみたいな。
そっと、スポーツドリンクを、渡してあげたいな…。
でも、そんなことしたら、変なやつだって思われたりして。
ストーカーに思われちゃったりして。
…ああ、ダメダメ!やっぱり私にはムリ!
ひっそりと、グラウンドの隅っこで応援しているのが分相応だ。
今日も、センパイたちの練習をひっそりと見学していた。
相変わらず、私はひっそりとサポーターを続けていた。
先輩の女子サポーターたちは暑くなるにつれ、一人減り、二人減り…結局、練習や試合に欠かさず応援に駆けつけるのは、私だけになった。
でも…私は時々思う。
竜馬センパイに声をかけたいな。
「センパイ、お疲れさまでした!」って、言ってみたいな。
そっと、スポーツドリンクを、渡してあげたいな…。
でも、そんなことしたら、変なやつだって思われたりして。
ストーカーに思われちゃったりして。
…ああ、ダメダメ!やっぱり私にはムリ!
ひっそりと、グラウンドの隅っこで応援しているのが分相応だ。
今日も、センパイたちの練習をひっそりと見学していた。