あたしが彼に惹かれた理由
「杉浦!振られてきたよ!」



涙目で図書室に入ってくる彼の頭を撫でて。



「頑張ったね」



──あたしが、貴方を好きだから。
貴方は自信をもって大丈夫だよ──



今日からはじまったあたしの片思い。
この想いを長く大事に育てた行きたい。



「豊田くん、あたしと友達になって」




まずは初めの第1歩。



「何いってんだよ。もう友達だろ?」



無邪気な笑顔で笑う君にまた一つ恋をする。




-Fin-

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