The Guardian Legend

白銀の騎士


 ミッション当日となり、輝希と隆志は必要最低限の荷物を背負い、学校の地下室へとやってきた。

 そこにはミッションゲートと呼ばれるものがある。一見何の変てつもない扉だ。

 しかしそれに番号を登録すれば瞬時にミッション現場へと飛んで行ける優れ物で、日本防衛高専にとってミッションをするうえで貴重な物で学校にひとつしか存在しない。

 もちろん使うのは職員から生徒まで全てだ。

 慶喜先輩から学んだことを思い出しながらカードを見る。

 「えっと…25684317」

するとミッションゲートから光が発せられ瞬時に吸い込まれた。


 日本防衛高専の登竜門ともいえる魔界のミッション…

 失敗して命を落とした者もいるが生き抜いた者は素晴らしき何かを得て帰って来る。



 輝希たちにとってミッションゲートの光りは希望の光りに見えただろうか…

< 23 / 96 >

この作品をシェア

pagetop