夢をみましょう
「それは酷いな。」

「何がよ!!」

「俺はちゃんと覚えてたのに。」

その言葉で智紗桃の顔が少し赤くなる。

「知らないッたらしら「じゃ、グループくも♪」

智紗桃の言葉を遮って、美亜がグループを決定してしまった。

「ぇ・・ぇェ!?」

「まぁ、いいじゃん♪なんかこの2人見てたら楽しそうだし♪」

「美亜~」

「じゃ、よろしく♪」

背の高い男の子がそう言って、私達は席に戻った。

「なんで勝手に決定すんの!!」

「まぁまぁ。楽しもうよ♪」

「ふぇ~」

(もう泣きそうだよぉ↓↓)

ショックな反面、少し嬉しい気持ちも智紗桃の心にはあった。
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