夢をみましょう

教室に戻ると、美亜が話しかけてきた。

「智紗桃～あんなとこでこけるなんてﾄﾞﾁﾞだね～（笑）」

「うるさいな～、どうせ私はﾄﾞﾁﾞですよぉ」

そういって智紗桃はほっぺたをﾌﾟｸｯと膨らませてすねてしまった。

「まぁ、そこがちーちゃんのかわぃさだけどぉ♥♥」

そう言いながら美亜が抱きついてきた。

「もぉ、調子いいんだから～。」

「･･･なんか人多くない??」

「ほぇ?」

周りを見てみると、ほんとに人が多い。

それも、全部視線がこっちに集まっている。

「美亜が抱きつくから変に見られてるぢゃん!!」

「えぇ～、違うと思うけどなぁ･･･」

「それより、今日一緒に出かけない??」

「いぃね!!行く02」

「じゃぁ、2時に駅集合で!」

「ラッジャ～♪」