【完】無気力な幼馴染みがどうやら本気を出したみたいです。



優しく猫耳をいじられ、そのたびにビクビクと体が揺れる。


なにこれ、凄く……気持ちいいっ


「にゃ、ぅ」

「気持ちい?」

「……んっ、気持ちくにゃんてっ」


ゆるゆると撫でられれば、ゾクゾクっと身体中に痺れが走る。


「柚月、可愛い……こっち向いて」

「ん、んにゃ……ぅむ!?」


チュッと口を塞がれ、そのまま角度を変えて深い口付けへと変わっていく。


「別に、舌はザラザラしてないんだ」

「舌……?」

「ほら、猫の舌ってザラザラしてるから、柚月もそうなってるのかなって……でも、違ったみたい」

「んむっ」


また、口を塞がれる。


その間も、猫耳を触る手は止めてくれなくて……


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