初恋Diary
5月8日 晴れ
今日から授業開始か・・・
重い足取りで学校へ続く坂を上っていると、後ろから「琴子~!!!!」と呼ぶ声がして振り返るとそこには満面の笑みの夏南がいた。
「わ、夏南、おはよう!」
「おはよう!!!琴子!」
「あれ~夏南なんかいいことでもあった?笑」
「あ、わかる??そんなにききたい??」
「聞きたい聞きたい笑」
「えーなんかあんまり興味なさそう~」
「そんなことないって!すねないでってば。教えて?」
「んとね、彼氏と仲直りしたの。そして昨日は遊園地にって来ました!!!はいこれお土産ね。」そう言って夏南はマスコットキャラクターが付いたキーホルダーを私にくれた。
「ありがとう~かわいい~。仲直りで来てよかったね!」
「うん!あ、それとね今度から部活で部活で遅くなる時は学校まで迎えに来てくれるって♥」
「いいなぁ~優しい人が彼氏さんで」
「まあね~笑」
けんかできて仲直りできる関係っていいな~って思ってると、上から「いるじゃん」という声が降ってきた。
思わず「え?」と言ったら「田中先生」ってにやにやしてこっちを見ている夏南がいた。私は心の声が漏れてしまっていたことに焦っていたのだがどうやら夏南は誰だか検討が付いていないと勘違いしたようだ。
「まって、なんで田中先生?」
「いつまでもけんかしてないで仲直りしたら?」
「けんかなんかしてないよ。そもそも私と先生はそう言う仲じゃないし・・」
「田中先生気にしてたよ、琴子のこと。琴子は元気か?とか俺のことまだ怒ってるのかな?とか夏南にいつも聞いてくるもん(笑)」
「え??」
「先生気にしてるんだよあー見えて。自分のせいで琴子が落ち込んでることとか、まあ琴子が許せない気持ちもわかるけどさいい加減先生と話したら?」
「・・・・うん。」
「あ、チャイムなるよ!走るよ琴子!!」
そこで先生の話は終わってしまったけど、それからの私の頭の中は先生のことでいっぱいだった。
今日から授業開始か・・・
重い足取りで学校へ続く坂を上っていると、後ろから「琴子~!!!!」と呼ぶ声がして振り返るとそこには満面の笑みの夏南がいた。
「わ、夏南、おはよう!」
「おはよう!!!琴子!」
「あれ~夏南なんかいいことでもあった?笑」
「あ、わかる??そんなにききたい??」
「聞きたい聞きたい笑」
「えーなんかあんまり興味なさそう~」
「そんなことないって!すねないでってば。教えて?」
「んとね、彼氏と仲直りしたの。そして昨日は遊園地にって来ました!!!はいこれお土産ね。」そう言って夏南はマスコットキャラクターが付いたキーホルダーを私にくれた。
「ありがとう~かわいい~。仲直りで来てよかったね!」
「うん!あ、それとね今度から部活で部活で遅くなる時は学校まで迎えに来てくれるって♥」
「いいなぁ~優しい人が彼氏さんで」
「まあね~笑」
けんかできて仲直りできる関係っていいな~って思ってると、上から「いるじゃん」という声が降ってきた。
思わず「え?」と言ったら「田中先生」ってにやにやしてこっちを見ている夏南がいた。私は心の声が漏れてしまっていたことに焦っていたのだがどうやら夏南は誰だか検討が付いていないと勘違いしたようだ。
「まって、なんで田中先生?」
「いつまでもけんかしてないで仲直りしたら?」
「けんかなんかしてないよ。そもそも私と先生はそう言う仲じゃないし・・」
「田中先生気にしてたよ、琴子のこと。琴子は元気か?とか俺のことまだ怒ってるのかな?とか夏南にいつも聞いてくるもん(笑)」
「え??」
「先生気にしてるんだよあー見えて。自分のせいで琴子が落ち込んでることとか、まあ琴子が許せない気持ちもわかるけどさいい加減先生と話したら?」
「・・・・うん。」
「あ、チャイムなるよ!走るよ琴子!!」
そこで先生の話は終わってしまったけど、それからの私の頭の中は先生のことでいっぱいだった。