初恋Diary
5月15日 晴れ
あれから一週間がたったが、私は今でも夏南の言葉が引っかかっていた。先生が私のこと心配してくれてるなんて思わなかった。いつもおちゃらけててうるさくてふざけてるように見えてたけど私のこと気にしてるくれてるんだなって思ったらすっごく心があったかくなった。
そんなことを考えながら教室の扉を開けると、いつもは私が入ると静かになってこそこそ話をしていた子たちが今日はいない。
その代わり泣いたり怒ったりしている。
すると先に学校に来てた美優ちゃんと彩華ちゃんの顔が見えた。
私はあわてて二人のもとに駆け寄り二人の話を聞いてみると、
「ねえ、これ何?どうなってるの?」
「あ、琴子おはよう。なんかねA組の林田君が2年の多田先輩と付き合いだしたらしくてそれで林田君ファンが落ち込んでるってわけ。」
「で、誰?その林田?って人」
「琴子!声大きいって」
美優ちゃんの声とともに寒気を感じおそるおそる振り返るとおそらく林田君ファンという方々からの視線を一心に浴びていたのだった。
「琴子知らないの!?林田光輝!!わが校のイケメンファイブの中の1人!成績優秀でスーポツ万能おまけにイケメンっていうことなし!」
「へぇ~彩華ちゃんの情報網すごいね。じゃ、その多田先輩っていう人も有名なわけ?それがさ、そうでもないのよ、なんでも林田君と付き合って存在が知られたみたいな人だから、ほらあういう怒ってる子もいるわけ。」
「なるほどね~」
なんかすごいな~
同じ高校生なのにファンとか、まったく興味がない私には関係ない話なんだけど(笑)
その日は1日中林田君でもちきりだった。
私にまでいらない林田君の情報が増えてしまった。
でもねホームルームの時に先生がね「おーみんなどうした。元気ないな~。」って相変わらず鈍感だけどなんかかわいくって。
林田君ファンには「田中先生は黙っててください!」って怒られてたけどね(笑)
少ししょんぼりしてた。
あれから一週間がたったが、私は今でも夏南の言葉が引っかかっていた。先生が私のこと心配してくれてるなんて思わなかった。いつもおちゃらけててうるさくてふざけてるように見えてたけど私のこと気にしてるくれてるんだなって思ったらすっごく心があったかくなった。
そんなことを考えながら教室の扉を開けると、いつもは私が入ると静かになってこそこそ話をしていた子たちが今日はいない。
その代わり泣いたり怒ったりしている。
すると先に学校に来てた美優ちゃんと彩華ちゃんの顔が見えた。
私はあわてて二人のもとに駆け寄り二人の話を聞いてみると、
「ねえ、これ何?どうなってるの?」
「あ、琴子おはよう。なんかねA組の林田君が2年の多田先輩と付き合いだしたらしくてそれで林田君ファンが落ち込んでるってわけ。」
「で、誰?その林田?って人」
「琴子!声大きいって」
美優ちゃんの声とともに寒気を感じおそるおそる振り返るとおそらく林田君ファンという方々からの視線を一心に浴びていたのだった。
「琴子知らないの!?林田光輝!!わが校のイケメンファイブの中の1人!成績優秀でスーポツ万能おまけにイケメンっていうことなし!」
「へぇ~彩華ちゃんの情報網すごいね。じゃ、その多田先輩っていう人も有名なわけ?それがさ、そうでもないのよ、なんでも林田君と付き合って存在が知られたみたいな人だから、ほらあういう怒ってる子もいるわけ。」
「なるほどね~」
なんかすごいな~
同じ高校生なのにファンとか、まったく興味がない私には関係ない話なんだけど(笑)
その日は1日中林田君でもちきりだった。
私にまでいらない林田君の情報が増えてしまった。
でもねホームルームの時に先生がね「おーみんなどうした。元気ないな~。」って相変わらず鈍感だけどなんかかわいくって。
林田君ファンには「田中先生は黙っててください!」って怒られてたけどね(笑)
少ししょんぼりしてた。