先輩、私を彼女にしてください❤︎
せっかくだからこのイケメン様を忘れないように見ておこう。



『あのさー……あんま見ないで。』


彼は少し迷惑そうな顔で言った。


あんまり見ちゃダメかぁ。
残念……


でも彼と会えてよかったかも。


イケメンと会えてラッキーとかじゃなくて、貧血がヤバくなってきたよ……


頭クラクラしてきた……



私は彼の腕の中で意識を手放した。


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