マーブル・キス ~甘い妄想~
「仲が良いわね。ちょっと羨ましい」
私たちを見てにこやかに微笑む先輩に、不覚にもドキッとしてしまった。
女性の私から見てもとても可愛らしい人で不安になる。
うっかり斗真も好きになったら困る。
これは、早々に阻止しなければ…。
そう意気込んだ私に、苦笑まじりの待ったがかかった。
「とりあえず、落ち着け。なあ?」
「ううっ」
「唸るなよ」
私の頭にポンっと手を置いた斗真にドキドキしながら顔を上げた。
その笑顔は反則です。
笑ったときにできる斗真のえくぼが子供の頃から大好きだった。
「麻友?」
「斗真お疲れ様。一緒に帰ろう」
「あーはいはい」
私の頭をクシャクシャと撫でた斗真が校門で待ってろと言い残し部室に戻っていった。
私たちを見てにこやかに微笑む先輩に、不覚にもドキッとしてしまった。
女性の私から見てもとても可愛らしい人で不安になる。
うっかり斗真も好きになったら困る。
これは、早々に阻止しなければ…。
そう意気込んだ私に、苦笑まじりの待ったがかかった。
「とりあえず、落ち着け。なあ?」
「ううっ」
「唸るなよ」
私の頭にポンっと手を置いた斗真にドキドキしながら顔を上げた。
その笑顔は反則です。
笑ったときにできる斗真のえくぼが子供の頃から大好きだった。
「麻友?」
「斗真お疲れ様。一緒に帰ろう」
「あーはいはい」
私の頭をクシャクシャと撫でた斗真が校門で待ってろと言い残し部室に戻っていった。