キャバ嬢の私。
「そろそろ…いいだろ?もっと高い酒入れてやるから。」


新谷さんは、私の太ももの内側を触ってくる。


これも仕事…


我慢、がまん……


「えー!新谷さん、えっち上手そうだもん。なんか恥ずかしいよォ。」


正直、枕なんてやろうと思えばできる。 


だけど…ショウがなんて思うだろうって考えちゃって、できないんだ。 


「マユさん、指名入ったんでいいですか?」


「はーい!!」


離れていくショウを見つめる。 


私はキャバ嬢。 
あなたはボーイ。 


恋なんて…

したらいけないのに。
< 4 / 17 >

この作品をシェア

pagetop