私と結婚してください。

…ったく、これ今電話してくる必要あったのかよ…
普通にあとでもよくね…？


「伊織くん、なんだってー？」

「あぁ、週末玲子んち集合かかったんだよ。
俺は行けるけど、希依ちゃんは？行ける？」

「週末？私は全然大丈夫。なんの予定もないもん」

「ん、じゃあそれあとで伊織に言ってやって。
でもめぐちゃんはどうすんのかねー」

「え、めぐも一緒にいけばいいじゃん」

「なんか土産があるみたいよ？
玲子はまだめぐちゃんのこと知らないし、めぐちゃんの分はないだろうし…」

「それでもいいじゃん！
竜司くんの姫はめぐだもん！
知らないからこそ紹介してあげなよ！」

「え、でも自分だけ土産なかったらいやじゃない？」

「もー、竜司くんて本当ばかだなぁ」

「え。」


え、ちょ
よくわからないんだけど。

俺、今バカにされるような場面だった？え？
…よくわかんね…


「ほら、朝御飯いくよ！」

「え、うん」