ヒヨと11人の王子サマ
兄さん
私の部屋は茜と一緒の部屋で、お母さんた由宇と沙弥で一部屋、あとは氷月の一部屋で、元々氷月の部屋には零レイという私たちの兄さんがいましたが
もう成人済みで家を出たので今は一人部屋。
…凄く羨ましいですね。
ピロリン♪
『茜、ケータイなったよ。』
「…多分それお姉ちゃんだと思う。」
『え?…あ、ホントだ。』
誰からだろ…
『あれ、兄さんだ。』
「え、零兄さんが?珍しい。」
『…明日話があるから10時に家に行くよ。…だって。』
「話って…なんだろうね。」
『とりあえず行ってみるしかないね。よし、寝よう。もう寝る準備出来た?』
「はいOKだよ。」
『それじゃ、おやすみ。』
「うん、おやすみ。」
『思ったより時間が…!』
「緋代、朝ごはんは?」
『んー…いらない!どうせ兄さんが奢ってくれる!』
「了解。」
早速やってくれてる氷月にはもう感謝しかない七葉緋代でした。