HIYA!BOYS!
父さんに言われてしまったからには

仕方ない。

しっかりと頑張らないとな・・

よし!部長に言ってこよう

朝のまぶしい日差しを浴びながら登下校をすると

光は私のところに差し込んで

見えなくするけど

私はしっかりと前を向き

歩くことを決意した

頑張ろう

会社のために

家族のために

私が頑張るんだ



その時目にした光景に

私は目を見開いた

顔が青くなった

「え・・・」


一面に張られてある私のカフェ部への

偽りの入部届

沢山の印刷された入部届がびりびりにされ

地面に落ちて泥だらけにされていたものもある

そして赤い字で大きく

「女」と書かれた字を見た

息が詰まった


なんでばれるの・・

嘘でしょ・・

どうしよう・・

怖い



怖い



怖い



助けて



助けて



ひそひそ話しては

笑い

馬鹿にしたような顔をする

周りが汚物をみるかのような目をし

近寄ると離れる

みんな

みんな離れる

私はこの場を去った

誰もいないはずの屋上へ
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