赤色の夕日【短】
―放課後の図書室


「あっ。」

朝の男の子に話しかけられた。

と言うよりはつい声が出てしまった。

のだろうか…?


「朝は、すみませんでした。」

「いえ。大丈夫です。」

また同じ返事をしてしまった。

(別の言い方した方がよかったかな。)


それから、少し話そうと言うことになって、私達は中庭に出た。
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