赤色の夕日【短】
~♪~♪~♪
From:るい
先輩と別れてから約1時間後先輩から電話がきた。
「もしもし?」
『もしもし、笹原さんですよね。るいの父です。』
「え?お父様??」
『るいが…、るいが、自転車で車と接触事故しました。今病院で意識不明で━』
(は?え?事故?意識不明…?)
なにがなんだかわからなくて、この辺りからもう頭に入ってこなかったでも、考えるより先に体が動いた。
「どこの病院ですか!?」
『━病院です。』
この辺りで一番近くて大きい病院だった。
病院に着いてから病室まで走った
看護師さんに走らないでと言われてもきくことさえしなかった。
ガラッ!
「あっ。笹原さんですよね。」
「は…い…。」
私が病室まで来たときには意識は戻っていた。
「ゆゆの…ちゃん?」
「先輩っ!」
「こんなところでなにしてるの?早く帰らないとお母さんが心配するよ。」
そんな訳のわからないことをいいならいつものように微笑んだ先輩をみたら、涙が出てきた。
「もぉ、なにいってるんですか?心配したんですからね!」
「心配してくれたの?意外だな~。」
「なんですかそれー。」
少しふてくされて見せるとまた、いつもの笑顔で笑ってくれた。
もう時間が遅かったため、家までるいのお父さんに送ってもらった。
From:るい
先輩と別れてから約1時間後先輩から電話がきた。
「もしもし?」
『もしもし、笹原さんですよね。るいの父です。』
「え?お父様??」
『るいが…、るいが、自転車で車と接触事故しました。今病院で意識不明で━』
(は?え?事故?意識不明…?)
なにがなんだかわからなくて、この辺りからもう頭に入ってこなかったでも、考えるより先に体が動いた。
「どこの病院ですか!?」
『━病院です。』
この辺りで一番近くて大きい病院だった。
病院に着いてから病室まで走った
看護師さんに走らないでと言われてもきくことさえしなかった。
ガラッ!
「あっ。笹原さんですよね。」
「は…い…。」
私が病室まで来たときには意識は戻っていた。
「ゆゆの…ちゃん?」
「先輩っ!」
「こんなところでなにしてるの?早く帰らないとお母さんが心配するよ。」
そんな訳のわからないことをいいならいつものように微笑んだ先輩をみたら、涙が出てきた。
「もぉ、なにいってるんですか?心配したんですからね!」
「心配してくれたの?意外だな~。」
「なんですかそれー。」
少しふてくされて見せるとまた、いつもの笑顔で笑ってくれた。
もう時間が遅かったため、家までるいのお父さんに送ってもらった。