メモリーズ
「席見つかってよかったね~」
「まさか譲ってもらえるなんてね」
「しかもあの永瀬さんに!」
「永瀬さん?ってマーケの人?」
「そう!すごく仕事が出来て優しくて顔も超がつくくらいのイケメンで…!顔見れただけでも幸せなのに話せたんだよ!?」
「そんな大袈裟な」
すごく仕事が出来る人とは聞いていたけれど、そこまでハイスペックな人だったのか。
今度のプロジェクトにはそんな出来る人たちばかりが集まるのだろうか。
そんなことを考えながら、雅と少し遅めの昼食を食べた。