宙、優しい君は.

私がそういうと、落田君は

「分かりました!じゃあ、これにします!」

と言った。

「え!私の意見だけで決めちゃって良いの!?」

「大丈夫です!僕もこっちの方が良いかなって思ってたので!」


結局落田君は水色の方のラケットを買い、私達は店を出た。


「涙先輩のおかげで良い買い物ができましたー」

「ありがとう」

私は笑ってそう答えた。



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