宙、優しい君は.

「…た、森田、、森田!」

「…ふぇ!?蓮見!?あ、ごめん!寝てた!」

私は春咲のいない教室で目覚めた。

隣の席の蓮見が起こしてくれたが、、、。

(なんだ、夢か…)


そう思った瞬間、自分の愚かさを呪った。

(こんな時まで春咲のことを考えるなんて、これじゃあまるで、私が…)

「とりあえず、プリントやれよ。わからなかったら教えてやるから。」

「あ、ありがと。蓮見」



放課後、HRも終わり下校したり友達と喋る生徒がいる中、私は部活へと向かう。



< 27 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop