宙、優しい君は.
「…た、森田、、森田!」
「…ふぇ!?蓮見!?あ、ごめん!寝てた!」
私は春咲のいない教室で目覚めた。
隣の席の蓮見が起こしてくれたが、、、。
(なんだ、夢か…)
そう思った瞬間、自分の愚かさを呪った。
(こんな時まで春咲のことを考えるなんて、これじゃあまるで、私が…)
「とりあえず、プリントやれよ。わからなかったら教えてやるから。」
「あ、ありがと。蓮見」
放課後、HRも終わり下校したり友達と喋る生徒がいる中、私は部活へと向かう。