宙、優しい君は.

今日の1年生のメニューもランメニューだった。

いくら、打てないと言ってもただ見ているだけじゃいる意味が無い。


私は校庭から離れた活動場所に戻り1年生の荷物が置いてあるところへと向かった。

女子はまだ良いとして男子が…

私は無造作にリュックが置かれた男子の荷物置き場を見た。


少し触ることには抵抗があったがこのまま汚いのも嫌だ。
ちょっとずつ、ちょっとずつ整頓して片付けていく。


すると、落田君のリュックの隙間から何かプリントのようなものが出ていることに気がついた。

そのプリントを見てみると私は思わず…

「なに…これ…」

と声を出してしまった。
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