俺の大事な宝物~短編~
そして夜の街を今度は "2人" でブラブラし始めた。
「名前は?」
「凜 [rin] です」
「凜ちゃんはどこの学校なの?」
「いえ、学校には通ってません!」
「そうなんだ、珍しいね?」
今どき学校に行ってないって引きこもりかなにかかな・・・
「通ってないというか、通えないんです。お金がなくて・・・」
あぁなるほど・・・お金の問題ね
「そうなんだ⋯何歳なの?」
「今年で16になります。」
「えっ、じゃあ高校生か・・・」
やば・・・中学生かと思ってた。
中学生にしても小さいと思ったけど⋯
そうなると俺とあまりかわらないな・・・。