永久の誓いからの逃亡
12.今の気持ち
はぁ、はぁ、はぁ。
苦しい。
身体中が酸素を求めている。
足だって、もう動かないんじゃないかって何度も思った。
けど、なんとかここまで辿り着いた。
懐かしさすら感じるこの場所。
同じように白いチャペルが出迎えてくれる。
「や、山道様ですか…?」
息をきらす私は、年配の男性スタッフに声をかけられた。
「はい、あの式は…」
「よかった。
ご無事なようですね。
式は時間をずらしてあります。
今からならまだ間に合いますよ」
すごく落ち着いていて、ゆったりとした雰囲気の人。
初対面だけど、その独特な雰囲気にピリピリした気持ちがおさまる。
「夫と、話がしたいです」
「わかりました」
こちらですと控室までの道を歩く。
苦しい。
身体中が酸素を求めている。
足だって、もう動かないんじゃないかって何度も思った。
けど、なんとかここまで辿り着いた。
懐かしさすら感じるこの場所。
同じように白いチャペルが出迎えてくれる。
「や、山道様ですか…?」
息をきらす私は、年配の男性スタッフに声をかけられた。
「はい、あの式は…」
「よかった。
ご無事なようですね。
式は時間をずらしてあります。
今からならまだ間に合いますよ」
すごく落ち着いていて、ゆったりとした雰囲気の人。
初対面だけど、その独特な雰囲気にピリピリした気持ちがおさまる。
「夫と、話がしたいです」
「わかりました」
こちらですと控室までの道を歩く。