永久の誓いからの逃亡
13.これからの道
「皆さん予定通りに、外で待っていらっしゃいます。
ご安心ください。
それでは、行ってらっしゃい」
水野さんが色々と動いてくれたおかげで、参列者は何も気づいていない。
「水野さん、本当にありがとうございました」
私たちは水野さんに見送られ、チャペルの扉の前に立った。
ここから外に出ると、たくさんの人が待っている。
「今から大勢に真綾のウェディングドレス姿を見られるのかー。
できれば独り占めしたいけど、祝ってもらう訳だしな…」
ずっとぶつぶつ言っている。
駿くんだって直視できないくらいに格好いいのに。
1番最初にドレス姿を見せたとき、
「ヤバい。綺麗すぎて緊張する。隣歩けないかも」
と真剣な顔して言っていた。
カーンコーン。
透き通ったウェディングベルの音が響く。
駿くんの腕に手を通す。
いよいよだ。
緊張する。
すー、はー、と深呼吸をする。
ご安心ください。
それでは、行ってらっしゃい」
水野さんが色々と動いてくれたおかげで、参列者は何も気づいていない。
「水野さん、本当にありがとうございました」
私たちは水野さんに見送られ、チャペルの扉の前に立った。
ここから外に出ると、たくさんの人が待っている。
「今から大勢に真綾のウェディングドレス姿を見られるのかー。
できれば独り占めしたいけど、祝ってもらう訳だしな…」
ずっとぶつぶつ言っている。
駿くんだって直視できないくらいに格好いいのに。
1番最初にドレス姿を見せたとき、
「ヤバい。綺麗すぎて緊張する。隣歩けないかも」
と真剣な顔して言っていた。
カーンコーン。
透き通ったウェディングベルの音が響く。
駿くんの腕に手を通す。
いよいよだ。
緊張する。
すー、はー、と深呼吸をする。