手のひらでワルツ
2017年 8月 12日 ①
間違えだった。
彼の中途半端な優しさも、
それに甘えるあたしの愚かさも。
彼から差し出されたその手は、今までに触れたことがないくらい、とても温かくて、優しくて、キラキラしていて。
あたしは虜になって彼の世界へ飛び込んでしまった。
_______________ 夢中だった。
彼の1番になりたくて、
彼と1番に踊れるなら、
足元がいくら不安定でも、
目の前が真っ暗になっても、
大丈夫。何も間違ってないって思えてた 。
全ては3か月前。
5月12日のことだった _______________ 。
彼の中途半端な優しさも、
それに甘えるあたしの愚かさも。
彼から差し出されたその手は、今までに触れたことがないくらい、とても温かくて、優しくて、キラキラしていて。
あたしは虜になって彼の世界へ飛び込んでしまった。
_______________ 夢中だった。
彼の1番になりたくて、
彼と1番に踊れるなら、
足元がいくら不安定でも、
目の前が真っ暗になっても、
大丈夫。何も間違ってないって思えてた 。
全ては3か月前。
5月12日のことだった _______________ 。