ヒミツにふれて、ふれさせて。のレビュー一覧
大好きな人を大好きだと思う気持ち。それに嘘はないはずなのに、胸を張れなくなってしまったかもしれない。昔より、笑えなくなってしまったかもしれない。 それでも頑張って恋をしている強くて弱い女の子の前に、ちょっとヘンな男子が現れる。 強引だけど優しい彼の心に触れるたびに反発しながらも惹かれていくめごと、余裕があるようで全然ない珠理のもどかしい恋模様。 そしてそれを彩ってゆく、小さくて愛おしい、けれど鋭く痛いヒミツの数々。 誰かをめいっぱい愛して、心から大切にするということ、それができることの幸福を、嵐のようにやってきたオネェ男子に教えてもらったような気がします。 読めばきっと誰もが恋をしてしまう。そんな不思議な男の子の大きな愛を、どうか最後まで見守ってほしい。
大丈夫だよって。 そのままのあなたでいいんだよって。 ヒミツが明かされるのがもどかしくて、ふたりの恋愛模様が愛しくて、ページをめくる手が止まらなくなりました。オネェ系美形男子・珠理のめごへの愛情はもちろん、めごの気持ちの変化、周りの人たちの優しさ、人を想う痛み、どれもが絶妙なバランスで丁寧に描かれています。 珠理はめごに、めごは珠理に。お互いがお互いを救って、想いあって、ヒミツに触れて触れさせて。こんな素敵な関係他にない。 読み終わったあと、きっと今よりもっと人に優しくなれる。誰かを愛してみたくなる。そして、オネェ系男子中毒になることは間違いありません!是非ご一読下さい。
蹲る私。 クラクラする頭。 動かない足。 そんな私の前に現れたのは、 学校でも有名なあの、美濃珠理だった――。 私には大好きな彼氏がいるのに。 君には忘れられない人がいるのに。 ――君からの優しさが、ひどく、 心に染みるのはどうしてなの…。 悲しい時、ツライ時、いつも側にいてくれたのは、 私のことを大切に思ってくれる君でした。 大好きになった、君のこと。 ねぇ、ずっと、隣にいてくれますか……? オネェ系イケメン男子の珠理とツンデレな 可愛い芽瑚の行く末とは――……? 2人を見守る優しいギャラリー達も必見です! 珠理のイケメンさにキュン死すること間違いなしです(・v・) めめさん、お疲れ様でした!