奏でるものは 〜功介〜
第2章
夏休みになった。
唯歌は週に2日くらいは学校に来る。
来た時は帰りの時間を連絡してもらって駅まで歩いたり、昼飯を外で食べた。
唯歌が笑うと、俺も嬉しい。
素の唯歌って?って聞くと、あんまり女の子らしくないのよ、と笑って言った。
俺から見たら、女の子以外の何にも見えないのに、何を気にしているのか?分からなかった。
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