戦月姫
歓迎会
カチャカチャ
ジュワァ〜

食堂に入った瞬間、香ばしい香りが鼻をつつく。

菜月「お腹、空いてきましたね。」
光「だな。」
菜月「そういえば、光。私に嘘つきましたね??」
光「嘘??」
菜月「ええ。光、特に得意とするものはないって言ってましたよね!?」
光「ああ、言ったな」
菜月「でも、理事長は試験は完璧だったとおっしゃってたよ!?」
光「そうだな」
菜月「どういう事かなー??」
光「、、、」
蓮「あぁ、こいつ苦手なことも無いけど、得意な事もないんだ。」
菜月「え??」
蓮「つまり、何でも出来ちゃうってこと。まあ、強いて言うなら、料理に関しては得意というか好きなんじゃないか??」
光「ああ」
菜月「あ、じゃあ、何にも出来ないってことじゃなくて、何でもできるから、飛び抜けて出来るものがわからないって事??」
光「そうだな」
蓮「でも、こいつの料理はマジで凄いぞ。菜月ちゃんも光に作って貰ったら?」
菜月「光が構わないならぜひ!!」
光「別にいいけど」

蓮「ま、とりあえず今は歓迎会を楽しもうぜ!」

光「そうだな」

こうして俺達は次の日までどんちゃん騒ぎをした。
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