戦月姫
いろいろ考えていると、入学式をする講堂に着いた。いつの間にか護衛も消えていて、とりあえず空いている席につく。
綺麗だ。この戦争真っ只中とも思えないほど、お金がかかっているのが分かる。
「えー、では第12回入学式を始める。」
対ロボット用に作られた学校だから歴史は浅いみたいだ。
「新入生代表、真泉菜月(まいずみなつき)」
一人の女子生徒が席をたった瞬間、講堂全体が息を飲み込んだような気がした。
俺は思わず目を見張った。
今まで見たこと無いほどの美少女。
「穏やかな春の日差しのなか、私達はーーー」
彼女の凛とした声が講堂に響く。
まるでこの講堂までも彼女に魅入られているかのように、皆、彼女の声に聞き惚れていた。
綺麗だ。この戦争真っ只中とも思えないほど、お金がかかっているのが分かる。
「えー、では第12回入学式を始める。」
対ロボット用に作られた学校だから歴史は浅いみたいだ。
「新入生代表、真泉菜月(まいずみなつき)」
一人の女子生徒が席をたった瞬間、講堂全体が息を飲み込んだような気がした。
俺は思わず目を見張った。
今まで見たこと無いほどの美少女。
「穏やかな春の日差しのなか、私達はーーー」
彼女の凛とした声が講堂に響く。
まるでこの講堂までも彼女に魅入られているかのように、皆、彼女の声に聞き惚れていた。