副社長のいきなり求婚宣言!?
それなのに、副社長様の超絶美麗なお顔は、心から満足したように破顔する。
仕事の鬼と言われていた副社長様が、全てを許す菩薩様のような笑顔を自然と零すなんて、反則だ。
けたたましい音で鼓動を打った心臓が、一瞬で、頭が痺れるほど熱い血を羞恥にたぎらせる。
凍えて壊れそうだった心は、たちまちのうちに違う感情で大きく息を吹き返した。
「来週から業務終了後は副社長室に来い。俺が直々に指導してやる。
総務部の低スペックPCなんて、才能ある建築士が使うような代物じゃないからな」
ただし、と一呼吸置いた副社長様は、に、と口端を上げて顔を寄せてくる。
「社員の誰にもバレないようにしろよ? 副社長とデキてるなんて噂にでもなって、色目使って入賞したなんて言わせたくない」
数センチの距離に近づき、超絶イケメンがイケボで耳を犯してくる。
「お前の才能は、本物だからな」
仕事の鬼と言われていた副社長様が、全てを許す菩薩様のような笑顔を自然と零すなんて、反則だ。
けたたましい音で鼓動を打った心臓が、一瞬で、頭が痺れるほど熱い血を羞恥にたぎらせる。
凍えて壊れそうだった心は、たちまちのうちに違う感情で大きく息を吹き返した。
「来週から業務終了後は副社長室に来い。俺が直々に指導してやる。
総務部の低スペックPCなんて、才能ある建築士が使うような代物じゃないからな」
ただし、と一呼吸置いた副社長様は、に、と口端を上げて顔を寄せてくる。
「社員の誰にもバレないようにしろよ? 副社長とデキてるなんて噂にでもなって、色目使って入賞したなんて言わせたくない」
数センチの距離に近づき、超絶イケメンがイケボで耳を犯してくる。
「お前の才能は、本物だからな」