あたしたちの恋模様
▪️一番近い存在で
「おはよー。心結っ!昨日は大丈夫だった?」
かすみが肩をポンっと叩く。
「大丈夫だったよー。ごめんね」
かすみに手をあわせて謝る。
「あれじゃ、仕方ないよ。まったく織田のやつ……」
「ヒロもヒロで傷ついてると思うから」
自分のことを好きだと言ってくれてるヒロに対して、あたしはその友達に気持ちが向いてるんだもん。
「悠貴くんは?気にしてた?」
「さぁ?どうだろ」
あたしは首を傾げる。
「昨日は電話きてないの?」
かすみの言葉に首を縦に振る。
「電話しないの?」
「なんかできなくて……」
ため息をつく。
「恋する乙女だーっ」
あたしの頭を撫でる。
「からかわないでよー」
本当は連絡しようと思った。
でも、昨日のことどう思われてるのか。
何かを告げられるのが怖くて、何度も悠貴のLINEを出しては、手を止めていた。
好きだと思ってしまうと、臆病になってしまうようだ。
かすみが肩をポンっと叩く。
「大丈夫だったよー。ごめんね」
かすみに手をあわせて謝る。
「あれじゃ、仕方ないよ。まったく織田のやつ……」
「ヒロもヒロで傷ついてると思うから」
自分のことを好きだと言ってくれてるヒロに対して、あたしはその友達に気持ちが向いてるんだもん。
「悠貴くんは?気にしてた?」
「さぁ?どうだろ」
あたしは首を傾げる。
「昨日は電話きてないの?」
かすみの言葉に首を縦に振る。
「電話しないの?」
「なんかできなくて……」
ため息をつく。
「恋する乙女だーっ」
あたしの頭を撫でる。
「からかわないでよー」
本当は連絡しようと思った。
でも、昨日のことどう思われてるのか。
何かを告げられるのが怖くて、何度も悠貴のLINEを出しては、手を止めていた。
好きだと思ってしまうと、臆病になってしまうようだ。