あたしたちの恋模様
◇chapter.4
▪️勘違いと永遠
「最近悠貴が連絡くれない!」
季節は秋。
最近、悠貴と全然連絡がとれていない。
「自分からすればいいじゃん」
「してるもん!電話に出ないし、LINEも既読にならない……」
ここのところ、あたしから連絡を取ろうとしては見るけど取れない状況。
「前は毎日かかってきてたよね」
「……うん」
必ず部活帰りに電話くれてたのに。
付き合う前の間違い電話のころからその日課は変わらなかった。
『部活終わったら真っ先に声をききたい』
とか
『心結の声を聞いたら疲れ吹っ飛ぶ』
とか
『毎日電話して、俺の愛って半端ないな』
とか言ってくれてたのに。
最近はその〝愛〟がなくなったのだろうか。
それならばと、あたしからかけても出てはくれないし。
「どのくらい連絡取れてないの?」
「1週間くらい?毎日話してたのが急になくなるのは寂しいよ……」
話せなくなる前の日まで変わらず話していたのに。
あたしがなにか変化に気づけなかったのだろうか。
季節は秋。
最近、悠貴と全然連絡がとれていない。
「自分からすればいいじゃん」
「してるもん!電話に出ないし、LINEも既読にならない……」
ここのところ、あたしから連絡を取ろうとしては見るけど取れない状況。
「前は毎日かかってきてたよね」
「……うん」
必ず部活帰りに電話くれてたのに。
付き合う前の間違い電話のころからその日課は変わらなかった。
『部活終わったら真っ先に声をききたい』
とか
『心結の声を聞いたら疲れ吹っ飛ぶ』
とか
『毎日電話して、俺の愛って半端ないな』
とか言ってくれてたのに。
最近はその〝愛〟がなくなったのだろうか。
それならばと、あたしからかけても出てはくれないし。
「どのくらい連絡取れてないの?」
「1週間くらい?毎日話してたのが急になくなるのは寂しいよ……」
話せなくなる前の日まで変わらず話していたのに。
あたしがなにか変化に気づけなかったのだろうか。