あたしたちの恋模様
「つーか、お前らもう卒業だもんな」
「そだよ。年が明けたら内定先で働くから大学にも来なくなるなぁ」
「あたしもー」
あたしとかすみは短大で、三月に卒業。
ふたりとも無事に内定をもらっている。
ヒロは同じ大学の四年制だから、あたしたちが卒業した後もまだ大学生だ。
「心結がいなくなると寂しくなるな」
「たくさん友達いるでしょ!」
「だってさ、俺大学入ってからほとんど心結といるぜ」
「……たしかに」
ヒロとあたしは同じ学部の短大と四年制だったから、同じ講義を受けることもよくあった。
だから、必然的に一緒にいる時間が長くなった。
「あー!そろそろ行かなきゃ!」
慌ただしく、ご飯を食べてかすみが席を立つ。
「午後すぐ授業なの?」
「そうなの!じゃあね!」
そそくさと食器を下げて、食堂を出ていく。
「あいつ嵐みてー」
「元気だからね、かすみは」
いつもかすみの元気には助けられている。
「そだよ。年が明けたら内定先で働くから大学にも来なくなるなぁ」
「あたしもー」
あたしとかすみは短大で、三月に卒業。
ふたりとも無事に内定をもらっている。
ヒロは同じ大学の四年制だから、あたしたちが卒業した後もまだ大学生だ。
「心結がいなくなると寂しくなるな」
「たくさん友達いるでしょ!」
「だってさ、俺大学入ってからほとんど心結といるぜ」
「……たしかに」
ヒロとあたしは同じ学部の短大と四年制だったから、同じ講義を受けることもよくあった。
だから、必然的に一緒にいる時間が長くなった。
「あー!そろそろ行かなきゃ!」
慌ただしく、ご飯を食べてかすみが席を立つ。
「午後すぐ授業なの?」
「そうなの!じゃあね!」
そそくさと食器を下げて、食堂を出ていく。
「あいつ嵐みてー」
「元気だからね、かすみは」
いつもかすみの元気には助けられている。