あたしたちの恋模様
「心結ちゃーん!」
帰り際、あたしに向かって手を振るのは同じ学部のしのぶちゃん。
「あ、ヒロ。今日はしのぶちゃんと約束あるから」
「りょーかい。あんま遅くなるなよ?」
あたしの頭をポンっと叩く。
「もう、お父さんみたい」
「やだよ、心結の父親なんて」
「何ー?問題児とでもいうの?」
失礼な発言をしかけている、ヒロのことを睨む。
「ばーか、父親じゃなくて彼氏がいいっつーの」
鼻をツンっとつままれて、やっぱりまたドキっとする。
「ふはっ、鼻真っ赤」
「もう、ヒロのせいでしょー」
こうして、ヒロとふざけ合ってるのが1番楽しいんだ。
「ほら、しのぶちゃん待ってるぞ」
「あ、うん。しのぶちゃんと別れた後LINEするね」
「おう、待ってる」
ヒロに手を振ると、ヒロも同じように返してくる。
与えたら、同じぐらいのものを返してくれる。
そんな関係が心地良いんだ。
帰り際、あたしに向かって手を振るのは同じ学部のしのぶちゃん。
「あ、ヒロ。今日はしのぶちゃんと約束あるから」
「りょーかい。あんま遅くなるなよ?」
あたしの頭をポンっと叩く。
「もう、お父さんみたい」
「やだよ、心結の父親なんて」
「何ー?問題児とでもいうの?」
失礼な発言をしかけている、ヒロのことを睨む。
「ばーか、父親じゃなくて彼氏がいいっつーの」
鼻をツンっとつままれて、やっぱりまたドキっとする。
「ふはっ、鼻真っ赤」
「もう、ヒロのせいでしょー」
こうして、ヒロとふざけ合ってるのが1番楽しいんだ。
「ほら、しのぶちゃん待ってるぞ」
「あ、うん。しのぶちゃんと別れた後LINEするね」
「おう、待ってる」
ヒロに手を振ると、ヒロも同じように返してくる。
与えたら、同じぐらいのものを返してくれる。
そんな関係が心地良いんだ。