あたしたちの恋模様

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「あたしは、何？」



もう分かりきってた。
いや、ずっと分かっていたのかもしれない。



「悠貴が好きだよ」


「それは、どういう意味で？」


「……え？」



心結の心を占めてる、その思い。
俺が代わりに言ってやるよ。



「心結は、ずっと俺じゃないよな？」


「……は？」



心結の顔が段々険しくなっていく。



「いま、心にいるのは誰？俺？俺で100パーセントだって言える？」


「……っ」


「そもそも、その誰かが90パーセントにはなってるんじゃない？」


「……なんで？」



心結の目に涙が溜まっていく。



「ちょ、なんで泣くんだよ」


「あたしは、もう誰も要らないの？」


「は？」



心結から出てきた意味不明は言葉は俺の脳裏に？を埋める。