あたしたちの恋模様
『俺さ、サッカー部なんだ』
「そうなんだ!いつか見てみたいなぁー」
サッカー部と聞いてザワザワする心臓。
あたしの彼氏もサッカー部だから。
悠貴と話してる時はできれば彼氏に係わるワードを聞きたくなかったりする。
悠貴と話してる時は楽しいから。
『そのうち西高と練習試合きっとあるよ。うちの監督と西高の監督、大学の同級生らしいよ』
「へー?そうなんだ!」
うちのサッカー部の監督といえば、英語教師の田中先生だ。
若くてカッコイイけど、毒舌で生徒から恐れられてる。
でも、彼氏のヒロがいうにはサッカーに関しては尊敬できるらしいけど。
『俺、サッカーだけは得意なんだ』
「そっかー」
──……俺、サッカーだけは得意なんだ
ヒロと出会った4月、彼に言われた言葉と同じだった。
サッカーが好きっていう共通点だけなのに。
それだけでヒロのことが頭に浮かんできて泣きそうになってしまう。
せっかく楽しいのに。
「そうなんだ!いつか見てみたいなぁー」
サッカー部と聞いてザワザワする心臓。
あたしの彼氏もサッカー部だから。
悠貴と話してる時はできれば彼氏に係わるワードを聞きたくなかったりする。
悠貴と話してる時は楽しいから。
『そのうち西高と練習試合きっとあるよ。うちの監督と西高の監督、大学の同級生らしいよ』
「へー?そうなんだ!」
うちのサッカー部の監督といえば、英語教師の田中先生だ。
若くてカッコイイけど、毒舌で生徒から恐れられてる。
でも、彼氏のヒロがいうにはサッカーに関しては尊敬できるらしいけど。
『俺、サッカーだけは得意なんだ』
「そっかー」
──……俺、サッカーだけは得意なんだ
ヒロと出会った4月、彼に言われた言葉と同じだった。
サッカーが好きっていう共通点だけなのに。
それだけでヒロのことが頭に浮かんできて泣きそうになってしまう。
せっかく楽しいのに。