この想いを君に
私たちの関係は、元々友達以上だったんだから、男女の友情がありえるか?なんて話とあうはずなかったんだ。
今の関係を壊すのは怖いと思ってたけど。
相手をこれだけ信頼していられれば、大丈夫だって、思えるよ。
「えと、私たち、恋人、ってことでいいのかな?」
「...そうなってもらいたいんだけど。」
なんて、照れながら言う君がとても可愛くて。
「喜んで!」
今度は手だけじゃなくて、ふみくんをぎゅっとした。
「.........ああもう!可愛すぎる...」
ふみくんも思いっきりぎゅっと抱き返してくれた。
彼の言葉と、自分の行動が今更恥ずかしくなって、顔に熱が集中する。
「今までも、これからも、幸が大切だから。
だから、側にいてください。」
end