star start(仮)
本日2度目の理事長室の扉
コンコン とノックし、
扉を開け
「陽翔、鍵」と言うと
「もう来たのか!」と言って鍵を差し出してくれた。
「後、ここって屋上行っても大丈夫だよな?」と訪ねると
「んーまぁ大丈夫だけど…空王がな」と
ブツブツ考えながら言う陽翔。
「空王?って陽翔の?」
「おぉ!そうそう!
空王の奴等がよく屋上出入りするんだよ。
屋上行くなら、まぁ一応気を付けろよ?
空王の奴等悪い奴ではないけど」
と言う陽翔。
(まぁ、悪い奴じゃないなら別にいいや)
「ん、りょーかい!んじゃ、またな!」
と理事長室を出た。
上に続く階段を上り、
屋上に着いたは良いが…鍵かかってやがる。
「はぁ…だるっ
屋上の鍵ももらってくれば良かった…」
仕方ねぇ…。
俺はその場で回し蹴りをしドアを壊した。
見事にドアは綺麗に外れ、俺はドアをそのままにして
フェンスに寄りかかり、フードを被り目を瞑った。