star start(仮)





「「桃さん!!!」」
と桃城さんを見つけた俺達は手を振った。




俺達に気付いた
桃城さんは、笑顔で俺達に手を振りかえし

俺達は桃城さんに、今日の事を
早く話したくてワクワクとした気持ちで
信号待ちをしていた。



信号待ちをしてると、1台の赤い車が
もうスピードで赤信号を無視し
俺達がいる方向へ走ってきた。



父さんと母さんは、
俺達を守るように強く抱きしめた。

周りに同じように信号待ちしてる人達も
少し怯えた様子で「危ないわね…」と口にしていた。


次の瞬間…


ドンッ



と言う衝撃と倒れる感覚
そして重さを感じた。




周りに倒れる人達…


叫んで助けを呼ぶ人達…

それに混じって、桃城さんが
俺達の元へと走って来た。




< 52 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop