star start(仮)
話ながら洗い物を終えた俺達が、
部屋に戻ると…
ソファーベッドで寝てる蒼空と海月が、
その下の床では海星が、
壁に寄りかかるように悠が寝ていた。
「えっ?皆寝てる?」
と海鈴が言うと
「僕と藜は起きてる」
と珍しく眠そうじゃない愛生が言った。
「お疲れさまです。」
と言って藜はパソコンをいじる。
「愛生は起きてんのか」
と俺が言うと
「うん、僕夜に強いから。
朝と昼だけだよ。眠くなるのは」
とスマホをいじりながら言う。
「取り敢えず…
どうするの?こいつら」
と儚が言う。
「別に、泊まっていけば?
起こすのも悪いし」
と俺が言うと
「んーそうだね?
お言葉に甘えさせてもらうよ」
と海鈴が言った。