私の声は君だけのもの
ホテルについてから俺は急いで夏音の部屋へ向かった
やっぱり夏音にあっただけで心が震える
病室で夏音に会ったときは俺も冷静じゃなくて気がつかなかったけど、夏音はとても痩せていた
元々細かったのに今ではやつれているように見えるほど痩せていた
これも俺のと会えなかったからって思ってもいいの?
俺と同じで夏音にも俺が必要だって思ってもいいの?
夏音は目を見開いて俺を見つめる
それだけなのに夏音への好きが溢れる