私の声は君だけのもの
こうして決まっていった俺の人生
ただ思うことなく、でも何かがたりない気がしながら仕事をこなしながら生きてきた
世間ではクールなどと言われているけど実際はただ興味がないだけ
それなのに何が良いのかは分からないけど周りはそんな俺をかっこいいなどと騒ぐ
そのせいで中学ではまともな学園生活を送れなかった
だから高校へは、芸能人しかいないから中学の時みたいに騒がれなくなる事が無くなるだろうことを唯一の期待として入学した
しかしその期待も見事に打ち破られて少し憂鬱な気分で帰路についた
さらに雨も降ってきてイライラし始めていた