私の声は君だけのもの
「ゆ…うき……、意地悪」
優希を睨み付けて言う
「っ!……そういうのを誘ってるっていってんの」
「だから、誘ってムゥ!」
いきなりキスをしてくる
力が抜けてきて、頭が真っ白になっていく
「はぁ、や、…ン……あ……」
自分の声じゃないみたいだ
段々深くなっていくキス
ついに私は自分で立っていられなくなり、その場に座り込んでしまった
そんな私を満足そうに見下ろす優希
「…俺、早く風呂に入りたいんだけど
そんなに俺の裸、見たいの?変態だね?」
そう言って意地悪くクスクス笑う優希に、私は慌てて背中を向ける
チュッ
っ!
そんな私の首にキスをしてから漸くお風呂に入っていく優希
私は腰が抜けてしまっていて、暫くその場からうごけなかった