私の声は君だけのもの

「優希って呼んでみて?」


ッ……!
上目使いはずるいです


「優希……さん…」

「ダメ、さんはいらない」


「ゆ…う…き……」

「もっと自然に」


ダメだ……
恥ずかしすぎて顔が火照ってくるのがわかる


「優…希…」

「やり直し」


なんか……恥ずかしすぎて泣きそう…


「優希?」

「ッ……!」


無言な優希が気になって優希を見ようとすると

ガバッ

急に抱き締められた

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