私の声は君だけのもの
「なんで俺じゃダメなんだ……ミオ
何もいらないからずっと傍にいろよ」
俺のことを好きにならなくて良いから傍にいてよ……夏音
「ごめん…シュン
私はどうしてもハルトじゃなきゃ……」
そこで俺が女にキスをする
予定では軽くキスをしてから、あとはカメラワークでどうにかする予定だった
でもどうしても昨日の歩都の話が忘れられなかった
壊してしまっても良いから俺の傍に置いておきたいという想いが溢れてきてしまう
夏音だと思うとキスを止めることができなかった
やがて相手役の女が腰を抜かしてしまった
「どうして……どうして、俺じゃダメなんだ」
そるでも勝手に深くなっていってしまうキス
「夏音………」