私の声は君だけのもの

誕生日当日の朝、俺は仕事に来るときに部屋のテーブルの上に夏音に誕生日プレゼントを置いてきた


未練がましくて我ながら醜すぎる





最近仕事の調子がとても悪い

夏音が居ないだけでこの様だ

夏音と出会うまでどうやって生きてきたかも忘れてしまった

今は只々辛い



仕事の休憩中に電話がかかってきた

夏音からだ!

やっぱり誕生日を一緒にしたいという電話であるという期待から慌てて電話にでた


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